20歳の時に理想主義者でないような者は心のない人間だ。 だが、30歳にもなってまだ理想主義者なら、そいつは頭が空っぽだ
幸福な結婚というのは、 いつでも離婚できる状態でありながら、 離婚したくない状態である。
結婚生活――この寂しい海原を乗り越えて行く羅針盤はまだ発見されていない。
世に銭ほど面白き物はなし。
歴史はまず悲劇として演じられ、次に喜劇として繰り返される。
離婚は進んだ文明にとって必要である。
与えられたるものを受けよ。 与えられたるものを活かせ。
議論は知識のやりとり、口論は無知のやりとり
幸福はコークスのようなものだ。 何か別の物を作っている過程で偶然得られる副産物なのだ
いかなる自然も芸術に劣らず。芸術の仕事は全て自然の物事を真似ることなり。
人生は生きるに値するということが、あらゆる芸術の究極の内容であり、慰めである。
芸術は、盗作であるか革命であるか、そのいずれかだ。
女の性格がわかるのは恋が始まる時ではないわ。 恋が終わる時よ。
夜の静けさのなかで、わたしは千の人々の喝采より、 愛する人からの一言、二言が欲しくなるわ。
愛情のない結婚は悲劇だ。 しかしまるっきり愛情のない結婚よりいっそう悪い結婚が一つある。 それは、愛情はあるが片一方にだけ、という場合だ。
財布は、その中に何か入っていなければボロきれと変わらない。
昨日まで人のことかと思いしがおれが死ぬのかそれはたまらん
人間は愛しているか、愛されているか、どっちかでないと辛いね。
一度結婚してしまうと、善良であること以外には何事も、 そう、自殺でさえも残されていない。
人の運命を決定するのは、 その人が自分自身をいかに理解しているかということである。