恋する人のために食事の支度をしている女の姿ほど、胸打つものはない。

過失をひとつも犯さない人間は、常に何事もしない人間である。

金は肥料のようなものだ。 ばらまけば役に立つが、一ヶ所に積んでおくとひどい臭いがしてくる。

幸福だから笑うわけではない。 むしろ、笑うから幸福なのだと言いたい。

口先だけで「愛してる」と言われても簡単に無視できるけど、 態度で示されると、ついほだされてしまう。

幸福になりたいのだったら、 人を喜ばすことを勉強したまえ。

一日は短い単位の一生、一生は長い単位の一日。 一日を一生の如く真剣に生き、一生を一日の如く気楽に生きたい。

我々は、自ら幸、不幸をつくって、 これに運命なる名称をつける。

恋と戦争においてはあらゆる戦術が許される。

人生が終わってしまうことを恐れてはいけません。 人生がいつまでも始まらない事が怖いのです。

青春期を何もしないで過ごすよりは、青春期を浪費する方がましである。

恋のチャンスは、 熟れている時にもがなければならない果物のようだ。 一度地から落ちたら二度とチャンスはないだろう。

これが男というものです。計画だけはみんな悪者ですが、 そのくせ実行となると、弱気になって、それを誠実だというのです。

黒い猫でも、白い猫でも、鼠を捕るのが良い猫だ。

金の値打ちがわからないのだったら、 でかけていって誰かに借金を申し込んでみるがいい。

与えられたるものを受けよ。 与えられたるものを活かせ。

幸福はコークスのようなものだ。 何か別の物を作っている過程で偶然得られる副産物なのだ

財布は、その中に何か入っていなければボロきれと変わらない。