諸君が自分自身に対して関心を持つのと同じように、 他人が自分に関心を持っているとは期待するな。
これが男というものです。計画だけはみんな悪者ですが、 そのくせ実行となると、弱気になって、それを誠実だというのです。
幸福はまず何より健康のなかにある。
このところずっと、私は生き方を学んでいるつもりだったが、 最初からずっと、死に方を学んでいたのだ。
人生は山登りのようなものさ。 登っている間は人は頂上を見ている。 そして自分を幸せと感じるが、上に着いたが最後、たちまち下りが見える。 終わりが、死である終わりが、見える。
人間はあらゆるものを発明することが出来る。 ただし幸福になる術を除いては。
結婚は多くの苦痛を持つが、独身生活は喜びを持たない。
金を持っている人間は、 貧乏人がそのはかない運命を訴えることを聞くのが大嫌いである。
芸術は使命は、自然を模倣することではなくて、自然を表現することである。
あらゆる人智の中で結婚に関する知識が一番遅れている。
もしも人から、なぜ彼を愛したのかと問い詰められたら、 「それは彼が彼であったから、私が私であったから」と答える以外には、 何とも言いようがないように思う。
幸福は夢にすぎず、苦痛は現実である。
もっとも永く続く愛は、報われぬ愛である。
議論は知識のやりとり、口論は無知のやりとり
いかなる自然も芸術に劣らず。芸術の仕事は全て自然の物事を真似ることなり。
女の性格がわかるのは恋が始まる時ではないわ。 恋が終わる時よ。
人生とは孤独であることだ。
もっとも深い真理は、ただもっとも深い愛のみにひらく。
真なるものは全体である。
すべての偉大なる真理は、最初は冒涜の言葉として出発する。