自分を愛せる人間が他人をも愛せる。
真理をみる必要のない人々にとっては、人生はなんと気楽だろう。
今あなたが不運な状態にあるなら、 それはあなたがそうなるように仕向けた結果です。 逆に、今あなたが幸運に恵まれているなら、 それもあなたがそうなるように仕向けた結果です。
死は孤独であるかもしれない。 しかし、生きているほど孤独であるはずがない。
男は結婚によって女の賢を知り、女は結婚によって男の愚を知る。
愛情がこもっていて無口な人こそ、人生の伴侶としてふさわしい。
ああ!青春!―― 人は一生に一時しかそれを所有しない。 残りの年月はただそれを思い出すだけだ。
とにかくね、生きているのだからインチキをやっているのに違いないのさ。
僕は自分がなぜ生きていなければならないのか、 それが全然わからないのです。
若い者も美しい。 しかし、老いたる者は若い者よりさらに美しい。
幸福には翼がある。つないでおくことは難しい
A弦が切れたら残りの三本の弦で演奏する。これが人生である。
人生を越えた何かがあるとき、人生は美しくなる。
男の顔は履歴書、女の顔は請求書だ。
人間は、 自分が他人より劣っているのは能力のためでなく、 運のせいだと思いたがるものだ。
近頃の若い者云々という中年以上の発言は、 おおむね青春に対する嫉妬の裏返しの表現である。
月日は百代の過客にして行かふ年も又旅人也。
人はおおむね自分で思うほどには幸福でも不幸でもない。 肝心なのは望んだり生きたりすることに飽きないことだ。
人は生きねばならぬ。 生きるためには戦わねばならぬ。 名は揚げねばならぬ。金はもうけねばならぬ。 命がけの勝負はしなければならぬ。
真実の文字は、「人間はこんなに不完全だ」からくる闘争を明らかにする。 われわれ人間は、悪事のできない天使でもないし、 高価な大望を抱くことのできない動物でもない。人間の闘争は続く。