若き日の恋なんてな、 老いたる男が老妻に抱く愛に比べたらまるで軽薄じゃよ。
畏れることなく醜にも邪にもぶつかって見よう。 その底に何があるか。 もしその底に何もなかったら人生の可能性は否定されなければならない。
誤りを犯さなければ、人生は非常に面白いものである。
初恋は純の醇(じゅん)なるものだ。 それきりで終わる人は誰よりも幸福な人だ。
運命が明日なにを決定するかを問うな。 瞬間こそ我々のものである。 さあ、瞬間を味わおうではないか!
やっぱ『死に方』より『生き方』だよな。
人はしばしば恋に欺かれ、恋に傷つき、不幸にもなる。 それでも人に恋するのだ。
人生は、ケチな心配事ばかりしているのには短すぎる。
この世は興味あるもので満ち満ちている。 こんなすばらしい世界で、だらだらと人生を送るのは、もったえない。
馬で行くことも、車で行くことも、 二人で行くことも、三人で行くこともできる。 だが、最後の一歩は自分ひとりで歩かなければならない。
人生はせいぜいのところ、強情な子供みたいなものだ。 寝ついてしまうまでは静かにさせておくために遊ばせたり、 少し機嫌を取ったりしなければならないが、眠り込めば心配はおしまいである。
金縷の衣は再び得べし。青春は再び得べからず。
ロマンチックな恋だけが恋ではありません。 本物の恋とは、オートミールをかき混ぜる行為のように平凡で当たり前なのです
私は生きることが大好きだから、死を恐れない。 ただ、出来るだけ遅く死にたいだけだ。
幕を降ろせ、喜劇は終わった。
人生は決して、あらかじめ定められた、 すなわち、ちゃんとできあがった一冊の本ではない。 各人がそこへ一字一字書いていく白紙の本だ。 生きて行くそのことがすなわち人生なのだ。
私は賢明に思慮をめぐらし、愚かに行動し、一生の日々を送った。
人生は何事もなさぬにはあまりにも長いが、 何事かをなすにはあまりにも短い。
青春とは人生のある期間ではなく心の持ち方を言う。
私には、これから一生やっていけるだけの金がある。何も買わなければ。