冨……一人の人間の手に帰した多数の人間の貯蓄。
幸福になりたいのだったら、 人を喜ばすことを勉強したまえ。
女が男を愛するというときは、 男はたとえ彼女を愛していないくても聞いてやらねばならない。
生きることは病であり、眠りはその緩和剤、死は根本治療。
恋には二種類ある。 その一つは、人を誰でも見苦しいものにしてみせる"満たされない恋"であり、 他の一つは、人を誰でも白痴にする"満たされた恋"である。
偶然にしか接触せぬ人々に気に入られるよりも、自分自身に気に入られることが必要である。
女心は男心よりも清らかなものである。ただ男よりもよく変化するだけだ。
人生は一歩一歩、死に向かっている。
結婚生活に幸福を期待しすぎて、失望しないように気をつけなさい。 ウグイスは春に2、3ヶ月だけは鳴くが、卵をかえしてしまうと、 あとはずっと鳴かないものだ。
死を恐れることは、自分が賢くもないのに賢いと思うことと同じである。
女子は月経に支配され、男子は月給に支配される。
友人が片目なら、私は友人を横顔から眺める。
友人の女房と寝てはいけないという。 しかし、それではいったい誰と寝ればいいのか。
女は男より簡単に泣く。 しかも自分を泣かせたことについて男より長く覚えている。
友情は人生の酒である。
女は大きな危害は許すが、小さい侮辱は決して忘れない。
友人はメロンに似ている。 50個も試さなければ、いいのにめぐり合わない。
愛することと愛されること。 それより大きな幸福なんて、私は望みもしないし知りもしませんわ。
男は目で恋をし、女は耳で恋に落ちる。
私は暴力に対して一つの武器しか持っていなかった。それは暴力だ。