深海にいきる魚のように自ら燃えなければどこにも光はない。
明日はあなたのみかた。
今この瞬間にあなたが無常の喜びを感じていないとしたら、 理由は一つしかない。 自分が持っていないもののことを考えているからだ。 喜びを感じられるものは、全てあなたの手の中にあるというのに。
青年よ、大志を抱け! それは金銭に対してでも、自己の利益に対してでもなく、 また世の人間が名声と呼ぶあのむなしいものに対してでもない。 人間が人間として備えていなければならぬ、あらゆることをなし遂げるため、 青年よ大志を抱け。
二人の結婚は美しかった。なぜなら彼女は離婚する力を持っていたから。 二人の離婚もまた美しかった。なぜなら彼女は友達となれる心を持っていたから。
今日卵を一つ持つより、明日めんどりを一羽持つほうがよい。
神は細部に宿る (美は細部に宿る)
愛は、この世に存在する。 きっと、ある。見つからぬのは愛の表現である。その作法である。
結婚をしばしば宝くじにたとえるが、それは誤りだ。 宝くじなら当たることもあるのだから。
結婚は顔を赤くするほど嬉しいものでもなければ、恥ずかしいものでもないよ。
女心はどんなに悲しみで一杯になっても、 お世辞や恋を受け入れる片隅がどこかに残っているものだ。
確信を持つこと、 いや確信を持っているかのように行動せよ。 そうすれば次第に本物の確信が生まれてくる。
禍福は糾える縄の如し。
「真相」は分からない。 それを無理に追うよりも、曖昧さの薄闇の中に、物事をおぼろなままで放置せよ。 そこにあるおぼろな形が人生なのだ。
彼女たちが私たちを愛しているとき、 彼女たちが愛しているのは本当は私たちではない。 しかし、ある朝、彼女たちがもはや愛さなくなるのは、 確かに私たちである。
全てが失われようとも、まだ未来が残ってる。
お前の道を進め、人には勝手なことを言わせておけ。
恋愛は人情の永久的な音楽であり、青年には希望を、老年には後光を与える。
不運な時に幸福な時代を思い出すことほど辛いものはない。
男にふさわしいのは権威であり、女にふさわしいのは威厳である。