まだ死ぬ気はない。 だが、もし死ぬとしたら、時と場所は自分で選ぶ。
僕はあなたを幸せにする自信はありません。でも、僕が幸せになる自信はあります。
人の生き方に反対でも、変えさせるのはよくないわ。それに大抵手遅れだし。
男の人生にはいくつかの節目がある。 童貞の喪失、結婚、子供の誕生、好きな女の笑顔。
若いころは希望の火が赤々と燃えていた。 歳をとると口火がついているだけで幸せだ。
「どこかで会ったことがある?」「いや、ないわ」「そう、残念だ」
「ダメね。40歳にもなってこれじゃあ」 「こうでなきゃいけないってことなんかないよ」
哀しみで自分をすり減らしちゃいけない。死んだ人は死んだ人。 人生は生きている者のためにあるのだから。
「誇りは命を縮めるぞ」「自身過剰もな」
カミソリは痛い、水は冷たい、薬は苦い、銃は違法、縄は切れる、ガスは臭い。 生きてる方がマシ。
死を恐れないのと、死にたいというのは違う。
自分を好きになったほうがいい。 長く付き合うんだから。
噂とはいい加減なものだ。たいてい噂のほうがよくできている。
女の行動に理由なんかないわ。 男は理由を求めて恋を失うのよ。
「人生最良の時は結婚式の日だった」「最悪の時は?」「それ以後の毎日」
クロスワードと女は似ている。難解なほど楽しい。
「君は会うたびに美しくなる」 「会ったのはついさっきよ」 「その間に美しくなった」
明るいときに見えないものが暗闇では見える。
なんとなく好きで、 その時は好きだとも言わなかった人のほうが、 いつまでもなつかしいのね。 忘れられないのね。 別れたあとってそうらしいわ。
「こんな田舎町でも何か起こるのかい」「ああ」「何が?」「バラが咲く」