我々は、 幸福になるためによりも、 幸福だと人に思わせるために四苦八苦しているのである
男は自分が幸福にしてやれる女しか愛さない。
我々の一生の前半は親によって、後半は子供によって台無しにされる。
我々はときおり、 悪夢から目覚めた瞬間に自らを祝福することがある。 我々はおそらく、死んだその瞬間をみずから祝福することであろう。
悪の定義は人それぞれに違うし状況で変わってくるけど、“他人を踏み台にする人”、これは絶対に、 誰が何と言おうと悪だと思う
人は自分が幸福であるだけでは満足しない。 他人が不幸でなければ気がすまないのだ。
人生にはただ三つの事件しかない。 生まれること、生きること、死ぬことである。 生まれるときは気がつかない。 死ぬときは苦しむ。 そして生きているときは忘れている。
死と太陽は直視することは不可能である。
嫉妬は常に恋と共に生まれる。 しかし必ずしも恋と共には滅びない。
夫が妻にとって大事なのは、ただ夫が留守の時だけである。
真実の愛は幽霊のようなものだ。 誰もがそれについて話をするが、それを見た人はほとんどいない。
命というものは、はかないからこそ、 尊く、厳かに美しいのだ。
お互い友人だといっても、それを信じるのは愚か者。 この名ほど世間にありふれたものはなく、その実ほど天下にまれなものはない。
恋の味を痛烈に味わいたいならば、 それは片思いか失恋する以外にないだろう。
人間は天使でもなければ、獣でもない。 だが不幸なことに、人間は天使のようにふるまおうと思いながら、 まるで獣のように行動する
私を他の連中と比較しないでいただきたいね。 第一にあなたは私という人間を知っていない。 ――それに、他の連中のことも知っていない。
若くても美しくなく、美しくてもわかくなければ、なんにもなりはしない。
この社会に存在している恋愛は、 二つの気まぐれの交換と、二つの表皮の触れあいにすぎない。
俺たちの一生を台無しにするのは、 運なんて言うものじゃない。人間なんだ。
男がもっとも情を込めて愛している女は 必ずしも一番愛したいと思っている女ではない。