「みんなと同じ事はしたくない」 という、みんなと同じセリフ。
離婚は事実において結婚の破壊ではない。 むしろ、結婚を維持する第一条件である。
社長なんて偉くもなんともない。 課長、部長、包丁、盲腸と同じだ。 要するに命令系統を はっきりさせる記号にすぎない。
幸福であるだけでは十分ではない。 他人が不幸でなければならない。
人間よりは金のほうがはるかに頼りになりますよ。頼りにならんのは人の心です。
我は生きようとする生命に取り巻かれた生きようとする生命だ。
女というものは、自分の美貌のために犯される行為ならば、悪い行為でも許す。
女は弱い男を支配するよりも、強い男に支配されたがる。
女の最大の欠点は男のようになろうとすることにある。
男がどんな理屈を並べても、女の涙一滴にはかなわない。
人生にはいやなことがいっぱいある。中でも一番いやなものは、男同士の晩餐だ。
私は女性が愚か者であるということを否定はいたしませんが、 全能の神は男性につりあうように女性を作られたのです。
どんな男でも、ある女性を自分のものにしようとするときは、 その人が自分の愛に最もふさわしい女性であり、 自分がこんなに夢中になるのももっともなことだと思いこんでいるのである。 そして、それが迷いであったと気づくのは、 あとになって別の女を愛するようになったときである。
君の人生に女が入ってくる。 素晴らしいことだ。出ていってくれたらもっと幸福なのに。
落し物の広告。 昨日、日の出から日の入りの間のどこかで、 それぞれ六十分のダイヤモンドをちりばめた貴重な時間を紛失。 なお、拾い主には賞金なし。永遠に失われしゆえ。
性本能なしにはいかなる恋愛も存在しない。 恋愛はあたかも帆船が風を利用するように、この粗野な力を利用する。
希望と恐れは切り離せない。 希望のない恐れもなければ、恐れのない希望もない。
一人の男だけ見つめている女と 一人の男からいつも目をそらす女は、 結局似たようなものである。
恋愛とは二人で愚かになることだ。
恋をする男は自分の能力以上に愛されたいと願ってる人間である。 それが彼を滑稽に見せる理由である。