愛し愛されるということは、 両側から太陽を浴びるようなものだ。
やりかたやハウツーなんてない。 ただ愛することによってしか、愛し方なんてわからないんだ。
愛とは相手に変わることを要求せず、 相手をありのままに受け入れることだ。
最初のキスを笑いながら交わして、いざ別れるとなっても、 しんみりとやさしい話をして別れるのが、一番安全でいい。
人が天から心を授かっているのは、人を愛するためである。
二人のうちどちらかがいるところには、いつも二人ともいるんだよ。
もしも心がすべてなら、いとしいお金はなにになる。
私たちが愛する人々の幸福を願うのは当然である。 だが、自分達の幸福を棄ててまでこれを願うべきではない。
世界全体が幸福にならないかぎりは、 個人の幸福はありえない。
深く愛していたものを憎むことはなかなかできない。 火は消し方が悪いと、まもなく、また燃え上がる。
彼は私の北であり、南であり、西であり、東であった。 私の出勤日であり、日曜の休息であった。 私の正午であり、真夜中であり、 私のおしゃべりであり、私の歌であった。 あの愛が永遠に続くと思ったけれど、私は間違っていた。
あらゆる真面目なことのなかで、結婚というやつが一番ふざけている。
最上の男は独身者の中にいるが、最上の女は既婚者の中にいる。
結婚前には両眼を大きく開いて見よ。結婚してからは片目を閉じよ。
夫婦が長続きする秘訣だって? それは、一緒にいる時間をなるべく少なくすることさ。
会って、知って、愛して、 そして別れていくのが幾多の人間の悲しい物語である。
世間の恋人達を見るがいい。 やっと告白が始まるときにはもう欺(あざむ)いている。
二人の女を和合させるより、 むしろ全ヨーロッパを和合させることのほうが容易であろう。
友情の基礎を作るには、まず女と恋をしなければならない。
女性の全生涯は愛情の歴史である。