私達はいわば二回この世に生まれる。 一回目は存在するために、二回目は生きるために。
富を軽蔑する人間をあまり信ずるな。 富を得ることに絶望した人間が富を軽蔑するのだ。 こういう人間がたまたま富を得ると、一番始末が悪い人間になる。
友情は不変といってよいが色と恋が絡めば話は別になる。
女性が綺麗になる方法は二つあります。 「いい恋をすること」と「悪い恋をやめてしまうこと」です。
死のうと思っていた。 今年の正月、よそから着物一反もらった。 お年玉としてである。着物の布地は麻であった。 鼠色の細かい縞目が織り込まれていた。これは夏に着る着物であろう。 夏まで生きていようと思った。
恋の灯は時として友情の灰を残す。
四十歳をすぎると、男は自分の習慣と結婚してしまう。
結婚なんてつまらない。 死ぬまで夫婦の約束を守らなくちゃならないんだもの。 そんなバカげた約束を誰ができて?明日どんな風が吹くか、神様だってご存知ないわ。
結婚とは、熱病とは逆に、発熱で始まり悪寒で終わる。
恋は人を盲目にするが、結婚は視力を戻してくれる。
人間よりは金のほうがはるかに頼りになりますよ。頼りにならんのは人の心です。
元始、女性は実に太陽であった。真心の人であった。 今、女性は月である。 他によって生き、他の光によって輝き、病人のような蒼白い顔の月である。
どんな男でも、ある女性を自分のものにしようとするときは、 その人が自分の愛に最もふさわしい女性であり、 自分がこんなに夢中になるのももっともなことだと思いこんでいるのである。 そして、それが迷いであったと気づくのは、 あとになって別の女を愛するようになったときである。
あなたが現状を変えられる唯一の人間だ。 あなたの夢が何であれ、それを追いなさい。
今日では世の中の動きがあまりに早すぎて、できないという言葉はそれを為す人によって中断される。
どんな馬鹿げた考えでも、行動を起こさないと世界は変わらない。
女性が最も激しく愛するのは往々にして最初の愛人であるが、 女性が最も上手に愛するのは常に最後の愛人である。
レモンを手に入れたらレモネードを作れ。 すっぱいからといって捨ててしまうな
人生はクローズアップで見れば悲劇 ロングショットで見れば喜劇
至上の処世術は、 妥協することなく適応することである。