雑草という名前の草は無い
激動の20世紀を、日本の象徴として生き抜いた第124代天皇、昭和天皇。その生涯は、単なる君主の枠を超え、深い知的好奇心に満ちた海洋生物学者、動物学者としての顔も持ち合わせていました。国家の重責を担う傍ら、生物学研究に情熱を注ぎ、多くの新種を発見した探求者。外交官、軍人としての顔も併せ持つ彼の人生は、日本の近代史そのものです。知られざるその素顔と、激動の時代に残した言葉の重みに触れてみませんか。