友人同士は完全な平等のうちに生きる。 この平等は、まず第一に、 彼らが会ったときに社会上のあらゆる相違を忘れるという事実から生まれる。

人生で最も良いものというのは、決して配給されることはない。 友情、忠誠心、愛は、配給券を必要としないものである。

恋人のいる人間に友情を注ごうとすることは、 喉の乾いている人間にパンを与えようとするようなものだ。

愛にとげがあるのは仕方がない。 愛は一輪の花なのだから。 それにひきかえ友情とはなんだ。 野菜にすぎない。

偶然にしか接触せぬ人々に気に入られるよりも、自分自身に気に入られることが必要である。

友人が片目なら、私は友人を横顔から眺める。