人生の大きな目的は知識ではなく行動にある。
人間はその本質によってではなく、本質と思われるものによって評価される。
恋が強烈でないのは恋の自然に反しており、 恋が変わりなく続くのは、強烈であるべき恋の自然に反している。
青春の特権といえば、一言も以ってすれば無知の特権であろう。
夫と妻の、どちらに離婚の責任があったのか? どちらにもあったのだ。あるいは、どちらにも無かったのである。
一人でいるとき、女たちがどんなふうに時間をつぶすものか。 もしそれを男たちが知ったら、男たちは決して結婚なんてしないだろう。
霧の中をさすらうことの不思議さよ!生きるということは孤独であるということだ。 どんな人も他人を知らず、だれもかれも皆ひとりだ。
老年は男女間の友情に最も適した時代である。 なぜなら彼らはその頃には、 ちょうど男であり女であることを止めてしまったからである。
なぜいつも遠くへばかりいこうとするのか? 見よ、よきものは身近にあるのを。ただ幸福のつかみかたを学べばよいのだ。 幸福はいつも目の前にあるのだ。
人生はそれを感ずる人間にとっては悲劇であり、考える人間にとっては喜劇である。
友情のための最大の努力は、 友人に我々の欠点を見せることではない。 彼に彼の欠点を悟らせることだ。
恋する男からみれば、プレゼントは自分の力を確実にする一つの手段である。
人問は毅然として現実の運命に耐えていくべきだ。 そこに一切の真理がひそんでいる。
結婚の幸福は、まったく運次第ですもの。 お互いに気心がわかっていても、 前もって似ていても、そんなことで幸せが増すというわけのものじゃないわ。
幸福になれるチャンスがいくらあったところで、 それを活用できる頭が無ければ、どうしようもない。
保守主義者とは、何事も最初になされる時は初めてなのだという事実に、 思い至らぬ人である
財産は来るもので、作るものではない。
一番幸せなのは、幸福なんて特別必要でないと悟ることです。
他の富めるをうらやまず、 身の貧しきを嘆かず、 ただ慎むは貪欲、 恐るべきは奢り。
ある年齢以後になると友人を選ぶよりは、 友人に選ばれる場合の方が多い。